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世界で一番盛り上がる?NFLドラフトの仕組みを日本の他スポーツと比較して解説

nflドラフトなぜ面白い

どうも!
5thdownチャレンジのフジャースです。

普段はYouTubeでオノスキンさんの横のアメフト初心者をやってます。

今日は2023年5月1日!つい先日「NFLドラフト2023」が終わりました。

 

 

YouTubeチャンネルの方で生配信もさせていただいたんですが
もう現地はド派手なお祭り騒ぎ。

NFLのドラフトはただの大学生がプロ入りするだけの話にあらず!
自チームに大学のスター選手が入団してきて、来年いきなりスーパーボウル優勝?
なんてことも夢を見てしまうようなイベントなんです。

実際にジャガーズやベンガルズ、チーフス、イーグルスなんかは
ドラフトで獲得した選手が大活躍して、優勝争いまで一気に駆け上がりました。

僕は元々サッカーファンなんですけど、このドラフトが面白すぎて
NFLにどっぷり浸かったのもあります。
サッカーとは全く違うキャラクターを持ってるんですよね!

めっちゃ面白いイベントなんですけど、日本じゃ知名度はまだまだなく
一緒に暮らしてる通称「奥方」にも質問されることが多かったので
自分なりに調べてみました。

僕自身も詳しいわけではないので、ほんとに細かい部分は置いておいて
なんとなくこんな仕組みだからめっちゃ盛り上がるんだ!っていう
僕が知ってる範囲くらいのレベルで書いていこうと思います!

そしてせっかくなので日本で有名な野球やサッカーのドラフト制度の仕組みとも
比較してみようかと思います。

なぜここまで盛り上がる?NFLドラフトの仕組み

会場が半端ない

NFL draft kansascity

みよ!この豪華なセットを!
GLAYのライブかよ!と思うようなセット。
(世代が出てるので、お好きなライブを思い浮かべてください。)

とにかく会場の照明やスクリーンで煽る煽る。
ドラフト専用のムービーや演出がてんこ盛りで
4時間にも及ぶドラフトも全く苦にならない。

ほんとに装飾がすごいですよ!ぜひ見てほしい!

指名順位が面白い

ウェーバー制度ってご存知ですか?僕は今回調べるまでこの言葉は知りませんでした。笑

なので大丈夫です。
とりあえず、「昨シーズンの成績が悪かった順で選手を指名できる制度」

と覚えて貰えば問題なし!

私は元々サッカーファンでして、イングランドのリーグとか見てたんですが
その年の最下位のチームに対して「次のシーズン優勝するかもな〜」って感じたことは皆無です。笑

むしろ最下位のチームで活躍した選手とかいると、多額の移籍金で上位チームに引き抜かれて「あーあまた来年もきついわ。」って思うことばっかり。

NFLはその辺り考え方が変わっていて、リーグを盛り上げて視聴者を増やすためには
「リーグが拮抗してて、どこのチームが優勝するかわからない状態にする」ことを使命として色々動いてます。

なのでスター選手を1チームに集めて、銀河系軍団を作るより
スター選手をばらけさせて、どのチームも応援したくなる状態を作ってるんですね〜。
ほんとアメリカさんは商売上手ですよ。

ということで、NFLでは昨年最下位だったチームに、大学の超スーパースターが入団します。

nfl draft joe burrow

大学を全米優勝に導いたとか、大学の記録を塗り替えまくったとか
とんでもない選手が入団してくるんです。

そんなの無条件で応援したくなりますよね。むしろ好きなチームじゃなくても
あの選手入ったなら追いかけてみようかな〜ってなるはずです。

若い選手が活躍するのって見てて楽しいですよね。

ドラフト指名権のやり取りが面白い

先ほどのところで、順位が低かった順に指名できるという話だったんですけど
そのドラフト指名権を交換条件に、トレード交渉することができます。

例えば、2023年にドラフト1位指名を行ったカロライナ・パンサーズですが
2022年の成績は最下位ではありませんでした。

NFCで11位(16位中)だったみたいなので、通常だと1位指名できるわけないですよね。

そこでパンサーズは多くのドラフト指名権+自チームのエース選手をトレードに出して
全体1位指名権を獲得しました。(トレードアップ)

panthers draft trade

ドラフトではこんなことができてしまうんですね!

このドラフト指名権や選手を交えたトレードは
ドラフト当日にも行われます。

実際今年もテキサンズが全体2位で指名した後に
3位指名権をカーディナルスにトレードしてもらって
スター選手を獲得してました。

1巡指名は10分間のシンキングタイムがあるので
その間に指名権のやり取りを行ったりします。
(2巡以降はどんどん考える時間が短くなる)

リアルタイムで動いていく様子や駆け引きを想像するだけでもめっちゃ面白いです!

ドラフト指名権の少ないチームや、補強ポイント的にもう少し下の指名権でも
いい選手取れるなーってチームは戦略的に指名順位を下げるように他チームと交渉することもあるみたいです。(トレードダウン)

「やべえ!あの選手いなくなる!指名権くれー!!」って焦ってるチームや
「なあなあ。指名権欲しくない?あの選手取られちゃうよ〜?」みたいな駆け引きが裏で行われてると想像するだけでも楽しいですね。笑

 

日本のプロ野球のドラフト制度

これ僕詳しくないので、サクッと調べたことをサクッと書いておきます。

今回調べてみてびっくりしたんですが、結構NFLに近かったです。

1巡指名は全球団一括で行い、被った場合は抽選で入団するクラブが決定。
(全指名権これのイメージでした。)

2巡目はNFLと同じようにウェーバー制度、3巡目は逆ウェーバー制度(強い順に取っていく)、4巡目はウェーバー、5巡目は逆ウェーバーと交互に入れ替わるみたいですね。

1巡目1位が公平に取れる以外は、戦力均衡にかなり取り組んでいる仕組み!
これも面白そうですね!

<参考サイト>
https://spojoba.com/articles/396

日本のサッカーのドラフト制度

タイトルでドラフト制度と書きましたが、実際には存在しません。

サッカーは自チームが持っている育成組織からトップチームに引き上げて契約する方法と
それに漏れてしまった選手が他のチームのワークアウトに参加して、そこで契約を勝ち取る方式があるようです。

なので、ドラフトのように一括で決まっていくというよりは
企業の採用に近く、1年中採用活動しているイメージですね。

順位とかがあるわけではないので、契約金もチームが主導で決められる。
ドラフト制度とは異なり、かなり契約金も安く設定できるようです。

下部組織でトップチームと合同練習してきた選手が入団するのであれば
チームに馴染むスピードも高くなりそうですね。

一方で、優秀な育成組織をいかに作れるかによって
チーム力の差が生まれそうなので、資金力の差がチーム力の差と言ってもいいかもしれません。

とはいえ、若手に資金を注力することができれば
安定的に優秀な若手を入団させることができるので
実は海外ではそんなに強くなかったチームが優秀な育成組織を作って有名になることもありますね。

ドルトムントとか、ザルツブルクとかはいい例だったかと思います。

ただ、そこで生まれた優秀な若手は莫大な移籍金で買われていくという、、、。なんとも残酷な世界です。

<参考サイト>
https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20131026/143961.html

まとめ

どうでしょうか?NFLのドラフト制度は面白い!というのは伝わったでしょうか?笑

弱かった自分の推しチームに大学の最強ルーキーが入ってきたり
トレードの頭脳性が繰り広げられる姿はまさにドラマ。

是非とも機会があったら生で楽しんでほしいですね!
ステージの華やかさもとんでもないので、単純にすげー!って楽しめます。

その上で大学の有名選手特集は僕らのチャンネルでやってますのでぜひあわせて見てください!

 

<参考サイト>
https://operations.nfl.com/journey-to-the-nfl/the-nfl-draft/the-rules-of-the-draft/

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